2018年07月
2018年07月30日
今治のてぬぐいタオル その３ 「伝統の技 着色抜染技法」
タオルの聖地、愛媛県の今治市でつくられた
今治の「てぬぐいたおる」に日本の伝統・粋に、こだわった
「着色抜染技法 手拭いタオル えべすや」があります。
手ぬぐいは、古くは奈良時代から使われていました。
さかんに見られるようになったのは平安時代からですが、
この頃はまだ、儀式につかわれていました。
一般の人たちが使うようになったのは、江戸時代からです。
江戸時代、中期から歌舞伎役者の歓心を買うために
観客が手ぬぐいを贈ったのが始まりで、
今の名刺代わりに手ぬぐいに「家紋」や「名前」をアレンジしたものが
多くつくられました。
その後、手ぬぐいの柄はその時代の流行や文化を表すものとして
現代に受け継がれています。
「着色抜染技法」は、抜染の中で
色抜きすると同時にその部分を違う色に染色すること
一度、無地染めの生地を作り、それにプリントをすることで、
職人さんの、大変な手間と時間を必要とした
技術のいる技法です。
日本独特の美しく「粋（いき）」な柄が、２２柄そろっています。
お世話になった方に
誕生日のお祝いに
ちょっとしたご挨拶にと喜ばれています。
今治（いまばり）のタオル・てぬぐいの特徴 その１を見る
世界が認めた、今治（いまばり）のタオル その２を見る
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2018年07月23日
夏のポチ袋・・・ お盆玉とは
お盆になると、おじいちゃん・おばあちゃんの家にお孫さんが遊びにきます。
なかなか会えないお孫さんたちで、家の中が、とてもにぎやかになります。
おじいちゃん・おばあちゃんから、子供たちに、「おぼんだま」（おこづかい）を渡します。
そのまま渡すより、夏らしいポチ袋に入れてあげましょう。
お盆玉は、江戸時代が始まりとされています。
夏、雇い主が、奉公人に、衣類や下駄などを、「お盆小遣い」として渡す習慣がありました。
昭和初期頃には、子供にお小遣いを渡すように変化していきました。
お正月には、「お年玉」を渡すように,お盆には、「お盆玉」を渡します。
お盆玉として渡すのが、ひそかなブームです。
あそび心で
お盆玉には、誰に渡すという決まりがなく、
お世話になったおじいちゃん・おばあちゃんに、感謝をこめて渡すのもいいでしょう。
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2018年07月20日
数珠のあつかい方 その４（数珠の玉数の意味）
お数珠にもいろいろな種類があります。
大きく分けると
ご家庭の宗派ごとに違う 『正式念珠』
宗派を問わずに使うことができる 『略式念珠』に分かれます。
正式念珠の基本は玉数が１０８玉ある長いもので二重にして使われます。
「１０８」とは人間の煩悩（欲望や執着）の数といわれています。
年末の除夜の鐘を１０８衝くのは、１０８の煩悩を滅するためと同じです。
また、数珠玉の一つずつが１０８の煩悩を司る仏様であるとされていて、
人間のあらゆる煩悩を念珠が引き受けてくれるといわれています。
宗派を問わずどなたにも使っていただける数珠が略式念珠で、
正式念珠に比べて全体の寸法が小さく一つ一つの玉が大きくなっています。
一重のまま使うことから、「片手念珠」とも呼ばれています。
片手念珠の玉数はもともと、正式念珠の１０８玉を基準に
1/2の「５４玉」 １/3の「３６玉」 １/4の「２７玉」 １/6の「１８玉」が多くつくられていますが、
最近は玉の数にこだわらず、携帯しやすい大きさ、
手に持ったときの使いよさなどでつくられています。
自身の家での葬儀・法事には「正式念珠」
知人の葬儀や若いうちは「略式念珠」をと使い分けて持たれる方が増えてきています。
数珠のあつかい方 その１（数珠の意味）を見る
数珠のあつかい方 その２（数珠の持ち方）を見る
数珠のあつかい方 その３（寿珠の贈り物）を見る
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2018年07月16日
数珠のあつかい方 その３ （寿珠の贈り物）
「数珠をプレゼントしても、いいのでしょうか？」 と、お問い合わせがあります
お数珠を贈るのは、相手の人に功徳（くどく）をほどこす
（現世・来世に幸福をもたらしてくれる）ことにつながることから
大変いいことと言われています。
また、お数珠は「寿珠」ともいわれ、仏式の結婚式はお数珠の交換をします。
数珠の玉＝「魂」で、 玉のつながりは魂と魂をつなげることで
二人の幸せを願う『寿珠』ですから
結婚祝いにお数珠のプレゼント、おすすめします。
数珠は、厄除け・魔除けのお守りになりますから
成人・結婚・入学・卒業・就職など新しい門出を迎えた人へ
お祝いに 『寿珠』 を送ってあげて下さい。
数珠のあつかい方 その１ （数珠の意味）を見る
数珠のあつかい方 その２ （数珠の持ち方）を見る
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2018年07月10日
数珠のあつかい方 その２（数珠の持ち方）
福を授けてくれると言われています。
では、数珠はどのように持てば良いのでしょうか
正しい持ち方は、座っているときは左手首にかけて、
歩くときはふさを下にして左手で持ちます。
（長い数珠は二重にして下さい）
仏さま・ご先祖さまに手を合わせる（合掌）時は
短い数珠は、親指と人差し指ではさみます。
長い数珠は、両手の中指に掛け渡して手を合わせます。
ふさを真下に垂らして、親指と他の４本の指にかけて
親指で軽く押さえてください。
指は伸ばして、両手はぴったり合わせてください。
席を離れるときは、イスや畳の上に置かずに
必ず、バッグやポケットの中にしまってください。
また、子どもさんが、回して遊ばないように気を付けてあげて下さい。
お子さんには、子供用の数珠もありますから、
小さいころから、手を合わせる大切さを教えてあげて下さい。
数珠のあつかい方 その１（数珠の意味）を見る
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2018年07月03日
数珠のあつかい方 その１（数珠の意味）
子供の頃は、お盆休みに祖父母の家に泊まって
お墓参りをし、食事をしたり遊んだりと楽しかった思い出があります。
お盆の正式名は、「盂蘭盆会（うらぼんえ）」といい、
「盂蘭盆経（うらぼんきょう）」というお経に由来があると言われています。
お盆は、ご先祖さまがあの世から帰ってきて、家族と一緒にすごして
再びあの世に帰って行く、１年に１回の時です。
ご先祖様をおがむ時は、自分の数珠を持っておがんで下さい。
数珠は「念珠」とも言われ、主に仏さま・菩薩さま・ご先祖さまを
拝む時などに使います。
もともと回数を記憶する為のものとされ「数を念ずる」「数を記す」
「念仏を唱えて手を合わす」といろいろな意味合いで使われています。
また、数珠は、持っているだけで魔除け・厄除けとなり、
福を授かると言われています。
なので、数珠は人に貸したり借りたりしないで、自分の数珠を持って下さい。
そして、いつもカバンに入れて持って下さい。
あなたの、お守りになります。
