2018年01月

2018年01月29日

幸せな結婚を願う ひな飾りの始まり (日本ものこと百貨)

ひな祭りは、女の子の成長や幸せを家族のみんなでお祝いします。
以前は、豪華な7段5段飾りの段飾りでした。
今は、マンションや玄関に飾れるコンパクトなひな飾りもあります。
   
   
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ひな遊びは、元々、草やワラで作った人形で自分の体をなでて、人形にけがれを移したものを川に流して、厄を払う行事「流しひな」と

身分の高いの女の子が、紙の人形を使って、おままごとで遊んでいたのが
合って、生まれたのが「ひいな遊び」のはじまりです。

現在、流しひなの習慣は、鳥取県で、行われています。

江戸時代になると、人形作りの技術が発達して、紙で作られたひな人形を
川に流すのではなく、飾るものへと変わってきました。
     
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ひな人形には、女の子の健やかな成長や幸せを願う意味があります。
娘の嫁入り道具として、ひな人形を持っていくようになりました。

人生の幸福を得られるように、 
幸せな結婚に恵まれますように・・・を願って、ひな人形を飾るのです。


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2018年01月28日

世界も驚く、日本の万年筆 (日本ものこと百貨)

中学校に入学するときに、万年筆をプレゼントにもらいました。

ちょっと、大人になった気がして、うれしかったです。

この万年筆はすごいです。
       
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漆器に金粉などを蒔(ま)きつけ、精細な絵柄を表現する
蒔絵(まきえ)技法は、1500年前から伝えられた、
日本独自の工芸技法です。
           
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今年、創業100年を迎える「パイロット」が、
万年筆の退色防止のために漆技術を取り入れたのが
「蒔絵万年筆」です。

蒔絵作家が一本一本、黒漆、純金粉、純プラチナ粉をつかって
絵柄を描いていきます。

この万年筆は、日本の国花の桜柄の平蒔絵です。
平蒔絵は蝋色(ろいろ)仕上げをした素材に
色漆、生漆で描いた絵柄の上に金粉をまき、乾燥させた後、
漆を数回塗り重ね、固まったところを磨きかけて、
光沢を出して仕上げていきます。

日本の伝統技法はすばらしいですね。
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じつは、この万年筆トランプ大統領が来日した時の、
プレゼントにも、なったようです。


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2018年01月27日

歴史ある伝統工芸品 九谷焼の立雛 (日本ものこと百貨)

お内裏様(おだいりさま)とお雛様(おひなさま) 二人並んで、台の上に座っています。



立った状態のお雛様が「立雛」です。
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もともと、「無病息災」を願って人の形の紙を、川や海に流す習慣がありました。


        
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九谷焼は、約360年の歴史と伝統の技がある、
石川県の伝統工芸品です。
      

五彩(赤・緑・黄・紫・紺青)を基調とした、独自の色彩が重なり合って生まれる重圧感があります。

九谷焼は色あせなくいつまでも、鮮やかな雛人形です。


出し入れも簡単にできます。

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       九谷焼 ひな人形を見る

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2018年01月26日

手作りからくり楊枝とり 飛騨の伝統工芸 (日本ものこと百貨)

ご飯を食べに行くと、お腹いっぱいのおじ様たちが 
つま楊枝をくわえて、リラックスしていますよね。

つま楊枝は、日本だけでなく、中国・韓国・ベトナム・イタリアでも使われています。

つま楊枝は、歯の間につまったた食べ物を取るために使ったり、
食べ物にさして、食べるときに使います。

食卓には、つま楊枝を、さして置いてますよね。
衛生的に・・・って思うことがあります。

飛騨のきこり職人が作った「からくり楊枝とり」です。

「からくり楊枝とり」は、
本体の後ろのレバーを押すと、
上の鳥が前にかがむとふたが開き、

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中のつま楊枝を、一本くわえてもとの位置に戻ります。

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大人も、びっくり!
ちいさな子供は、おもしろがって、何回も押しそうですね・・・

「からくり楊枝とり」は、奥飛騨の山中の工房で、職人さんが一個一個
手作業で作られています。

木のぬくもりと肌触りや光沢があり、見てるだけでも、癒されます。

プレゼントにも、喜ばれます。 

ほかにも、「からくり賽銭箱」があります。



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            からくり楊枝とりを見る

            
職人さんが作った 「からくり賽銭箱」

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2018年01月25日

ひな飾りはやはり癒されます。 (日本ものこと百貨)

思わず   「かわいい。」  って声を出してしまう、ちりめん雛人形。
  
               
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子どもの頃は、親が子供のことを思って、ひな飾りを飾っていましたが、
自分が、大人になったら、大きいのは、なかなか出せません。
めんどくさがりの私は、とくに・・・


大きなひな飾りを飾らなくても、小さくて、自分が気に入ったのを、簡単に飾れるのはいいですよね。


友だちが言いました。
「 うちの子は、男の子だけだから、飾れない。」
とぼやいていました。
「自分用にお雛さん、飾ってみれば?」
とおすすめすると、「飾れる。」と安心した顔になりました。

子どものためでなく、自分のために飾るのもいいですよね。

「はまぐり」に座っているおひなさん。

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 はまぐりは、生涯一人の人と添い遂げて幸せな人生を送れるという意味から、「夫婦和合・夫婦円満」の縁起物です。


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うさぎのおひなさん。
うさぎは、トントンと飛ぶように、前に跳ねて進みます。
とんとん拍子に物事が運ぶことから、「飛躍」で縁起が良いです。

一つ一つ手作りなので、あたたかみがあります。

これこそ 「世界に一つだけのひな飾り」ですよね。  


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              ふっくら立雛 藤竜雛を見る


             他のひな飾り を見る
 
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2018年01月23日

簡単に開けられない 日本製賽銭箱の貯金箱 (日本ものこと百貨)

神社に行けば、かならず目に付く、賽銭箱。

神社にある、賽銭箱が家にあれば・・・

神社でお参りするように 願い事をしながら、貯金ができます。

ご利益が、 ありそうですね。
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お金を貯めてても、貯金箱の中が、気になったり、ちょっとだけと思って開けてしまいます。
なかなか、貯金ができません。 困ったものです。

「からくり賽銭箱」は、奥飛騨の山中の工房で、職人さんが一個一個手作業で作られています。

賽銭箱そっくりの貯金箱は、からくりになっていて、簡単に開けられません。
仕掛けを解明すると底が外れ、お金が取り出せます。

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開け方は、「からくり賽銭箱」を、手にした方だけがわかります。

からくりの、謎を解くもの面白いかも・・・

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              からくり貯金箱を見る 


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ひな祭りに桃の花を飾るのは、なぜ? (日本ものこと百貨)

(^^♪ あかりをつけましょ ぼんぼりに

    お花をあげましょ 桃の花・・・

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3月3日 ひな祭りが近づいてくると、よく耳にします

ひな祭りといえば、雛人形を飾り、ちらし寿司やハマグリのお吸い物を
食べて女の子に、災いがふりかかりませんように
美しく成長して、人生の幸福を願う伝統行事です。

そこで、ふと思いました
なぜ、桃の花なんだろうと?

桃の花には、「魔除け」や「長寿」のパワーがあるそうです。
中国では、上巳の節句(じょうしのせっく)に桃の花を飾り、
桃の花を漬けたお酒を飲み、
桃の葉が入ったお風呂に入って邪気はらいをするそうです。

また、旧暦の3月3日ごろは、ちょうど桃の花が咲くころだったので、
ひな祭りに桃の花が飾られるようになったそうです。

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今年のひな祭りには、かわいいおひな様と、
桃の花を飾ってお祝しましょう。

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              ひな人形を見る       日本ものこと百貨へ



monokoto100 at 11:40|PermalinkComments(0)縁起物 

2018年01月19日

日本の相撲 動作には意味があります (日本ものこと百貨)


お相撲さんは、土俵で

           「どすこい!」

       と足を上げ下げして、四股(しこ)を踏みます。

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お相撲さんが、土俵の上で、四股(しこ)を踏むことによって、
穢れ(けがれ)や邪気を払うとされ、

   「五穀豊穣・無病息災」の意味があります。

土俵に、塩をまくのも、その地を清めるためです。

相撲は、神前で行われ、日本固有の宗教で神道で神に奉納される神事です。


    よくお相撲さんが、赤ちゃんを抱っこしているのを見ます。


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赤ちゃんをお相撲さんに抱っこしてもらうと


      「無病息災」「健康に元気に育つ」の意味があって、縁起がいいからです。

      試合に勝つと、大きな優勝カップをもらいます。

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    優勝カップの重さは、30キロぐらいあるそうです。

     一度でいいから、優勝カップをもってみたいですよね。


相撲の動作には、縁起物がいっぱいあり、ご利益もありますね。



  相撲の人形は、縁起物好きな人への贈り物にも喜ばれますね。
 
   

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              他のお相撲さんの瀬戸焼人形を見る  
     


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2018年01月18日

ひな飾り(東かがわ市引田町のひな祭り) (日本ものこと百貨)

ひな祭りは、いろんな風習があります。


東かがわ市引田町(香川県)ではこの地域独特の「引田飾り」と呼ばれる風習があります。

3月2日の「よい雛(よいびな)」の日に、初節句の家を訪ね、ひな飾りを見ます。

見にきてくれたお礼として、お菓子が配られていました。 

1軒にその日1日だけで12001500人の人たちが集まっていました。田舎ではすごい人です。

学校が終わってから、友達と一緒に、自転車に乗って、お菓子を貰いに行った思い出があります。
何軒も家を訪ねると、たくさんのおかしが、集まりました。

残念ながら今は、お菓子は配られていませんが、現在では町並みの家々に、おひなさまが飾られています。

2月末から3月3日まで、「引田ひなまつり」が開催されます。
引田の古い町並みを散策しながら、誰もが見られるようになっています。

着物姿の子どもたちの「市松行列」や「だんじり子ども歌舞伎」など楽しいアトラクションもあり、県外からも何万人の人がおとずれています。

2018年2月28日から3月4日まで、開催されます。
今年は、何万人になるのでしょうか・・・

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ひな飾りには、生まれてきた女の子が、幸せに健やかに心豊かに育つようにとの願いが込められています。
お雛さんは、縁起物です。

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私のおひなさんは、7段飾りです。

ひな飾りの前で、写真を毎年撮っていました。
この写真は私が初節句の時の写真です。

果物やおまんじゅうの他にも巻き寿司がピラミッドのように供えられているのが見えるでしょう。

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7段飾りのおひなさんを出し入れするのに、3日かかりました。

私も飾る手伝いをしていましたが、手伝いよりも邪魔をしてたかもしれません・・・。

今 自分が親になって、子どものおひなさんを飾るのが大変で、親のありがたみが、わかったかもしれません。

でも、出し入れは、大変です。


今は、出し入れ簡単な ひな飾りがあります。

九谷焼雛、ちりめん雛があります。




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            ひな人形  九谷焼

        towakouribu_ryukodo1-723[2]
               ちりめん 桜雛 10人揃い  
   

         日本ものこと百貨(ひな人形)を見る

      
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男の子の成長を願う手作りの陶人形 (日本ものこと百貨)


節分の日には、
「鬼は外! 福は内!」

と子どもたちが、豆をまいている声が聞こえてきます。

鬼のお面をつけている、お父さんは大変ですけどね。                  

「みんなが健康で暮らせますように」という願いも込められ、豆まきをします。
                           

炒った豆で鬼をやっつけ、悪いものを追い払い、福を呼び込みます。

追い出した悪いものが育たないように豆は、炒った豆をつかいます。



鬼は、悪い運気を退治する、魔よけ厄除けの縁起物です。


「強いものが何かを得て、さらに強くなる。」

たとえば、ことわざで「鬼に金棒」があります。



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         ちょこんと、桃太郎が肩に乗っています。




その鬼をやっつけた桃太郎は、さらに強いです。


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桃太郎みたいに、強い男の子になれるように・・・


願いをこめた手作りの陶人形は、節句人形に喜ばれます。


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        他の手作りの陶人形を見る

           
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2018年01月15日

大切なものはやはり高級な箱に・・・・(日本ものこと百貨) 

日本の国では昔から箱を大切にしてきました。
大切な文書・お経などは箱に蓋をし、丁寧に紐でしっかりと結んだものです。

黒い箱といえば、おとぎ話の 「うらしまたろう」のたまてばこ。
ってイメージがあります。
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文庫箱は、大事な書類とかを入れる、かたぐるしいものかな・・って
思っていました。

書類入れのほかに、
手紙を書くのが好きな人は、手紙ケースとして
手芸の好きな人は、裁縫ケースとして
自分で、アレンジして、お道具箱がわりに手軽に使えます。

大切なものや、好きなものを入れておくと、
蓋を開ける時ドキドキしますよね。
うらしまたろうではないけれど、自分だけの「たまてばこ」になりますよね。


文庫箱には、縁起のいい絵柄があります。

南天・・・難を転じて福となす
     南天の実の赤が 魔除け

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鶴・・・「鶴は千年」といわれ 長寿
    夫婦仲が良く一生連れそうことから 夫婦円満

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長寿といえば、60歳の還暦 88歳の米寿
夫婦円満といえば、50年の金婚式
などのお祝いにプレゼントするのもいいですよね。

  

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               他の文庫を見る

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2018年01月13日

幸せを運ぶ七福神 (日本ものこと百貨)


仲良く宝船に乗っているのを、よく見かけます。

七福神は、海の向こうの世界からくるといわれています。


この七福神たちは、鯛の魚に乗っています。

鯛は、「めでたい」と縁起物です。     200-217H


鯛は、体の大きさから寿命が長く「長寿」なんです。

体の色の赤は、「魔除け」になります。



七福神は、大黒天・毘沙門天・恵比寿天・寿老天・福禄寿・弁財天・布袋尊の七つの神様です。


大黒天・・・大きな袋を背負い、打ち出の小槌を持ち頭巾かぶっています。
(だいこくてん)      「財宝、福徳開運」の神様 

                                     200-217B

       

毘沙門天・・・左手に宝塔、右手に宝棒、足で邪鬼天を踏んでいます。
(びしゃもんてん)       「融通招福」の神様

                                    200-217C

恵比寿天・・・左手に鯛、右手に釣竿を持って、漁協の神様
(えびすてん)        「商売繫盛」の神様

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寿老人・・・手には巻物を括りつけた杖を持っています。
(じゅろうじん)       「長寿長命」 「富貴長寿」の神様

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福禄寿・・・左手に宝珠、右手に巻物を括りつけた杖を持っています。
(ふくろくじゅ)       「招徳人望」の神様

                                    200-217F

弁財天・・・「知恵財宝」 「愛嬌縁結び」の神様
(べんざいてん)                       
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布袋尊・・・笑顔を絶やさず、大きな袋に宝物が入っています。
(ほていそん)       「笑門来福」 「夫婦円満」 「子宝」の神様

                                   200-217E


癒される顔の七福神たちに、ホッとします。

細川智晴さんの、一つ一つ手作りの瀬戸焼人形です。

  贈り物に 喜ばれます。




         200-217
                  < 七福神  鯛に乗る >

                                           七福神 鯛に乗るを見る

                                            他の七福神を見る

                  日本ものこと百貨を見る


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