2017年11月

2017年11月28日

ちょっと変わった おひな祭り お雛様 お内裏様が桜花の上に並ぶ (日本ものこと百貨)

雛祭りは 「桃の節句」です。

そう呼ばれる前は 「上巳の節句」と言いました。

春を喜び無病息災を祈るという意味が込められています。

災いを払うため、人形に厄をうつし、川に流していました。

現在では、端午の節句が男の子

お雛祭りが女の子の成長を祝う行事になっています。



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数ある変わり雛を目にしますが、

ちりめん生地でできた 人形たちが

桜の花の上に並べて飾られています。



いつもあなたが飾るお雛様とお内裏様 どっち側?



お内裏様の位置に注目してください。

京都風では男雛(お内裏様)は向かって右です。

関東では男雛(お内裏様)は向かって左です。

地方によって飾り方や道具に違いがあります。


三人官女は、お内裏様(天皇)お雛様(皇后)のお世話をする女官です。

五人囃子は 能の演奏をするため、太鼓 大つづみ 小つづみ 笛 謡 に分かれています。


雛人形は、2月中旬から飾りはじめます。
片づけるのは、雛祭りの翌日が理想とされていて、遅くなればなるほど、娘の婚期が遅れると言われています。

できるだけ早くかざり 早く片付けるというのがいいようです。


そうそう、雛餅も意味があります。

三角のひし形の餅を重ねたもので、女の子の健やかな成長を願う気持ちが込められています。

赤色(もも)は 魔よけ

白(ひしの実)は 清浄

緑(よもぎ)は健康と長寿

です。

  
子どもの成長を願った雛飾り。

今年は、早めに出してくださいね。



日本ものこと百貨へ



monokoto100 at 18:01|PermalinkComments(0)

2017年11月17日

十二支の民話 戌年とは (日本ものこと百貨)

平成30年は、戌年です。

日本には 十二支の民話があります。

あなたは、ご存知ですか?





昔、ある年の暮れに、神様が動物たちにお触れを出しました。

「元日の朝、新年の挨拶に集まって下さい。一番早く来たものから十二番目のものまでは、順番に一年ずつ、動物の大将にします」

動物たちは、ぜひその十二番に入って 大将になる!と 元日がくるのを待っていました。

ところが 猫は、神様のところにいつ行くのか忘れてしまったので、ねずみに聞きました。

ねずみは、わざと一日遅れの日を猫に教えます。

猫は、ねずみがいったことを信じて、喜んで帰っていきました。

さてさて、元日になると、牛は「歩くのが遅いので、一足早くでかけるかな」と夜のうちから支度をして、出発しました。

それを見ていたねずみは、ぴょんと牛の背中に飛び乗りました。

そうとは知らない牛が、神様の神殿に近づいてみると、まだ誰も来ていません。

やったぞ。一番になったと喜んで待つうちに、門が開きました。

まってましたとばかりに、ねずみがぴょんと牛の背中から飛び降り、ちょろちょろーっと走って、一番になりました。

それで 牛は二番になりました。

それに続き、虎、うさぎ、龍、へび、馬、羊、猿、鶏、犬、猪が 到着したというわけです。

猫は、ねずみのせいで 十二番にははいれませんでした。

それで、今でも猫はねずみを追い回すんだそうです。




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猫ちゃんには、悪いですが、楽しいお話ですよね。

はじめて聞いたとき、へえ~と思いました。

日本の古いお話はすべてに意味があって、それが教訓になっていたりと

知れば知るほど面白いです。



犬は昔から縁起の良い動物とされてきました。

犬は、一度に5匹以上の子宝に恵まれます。

そのため安産・子宝の象徴、そして子供のお守りとして昔から扱われてきました。

また、風水で犬は「地位を上げるお守り」と考えられています。


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福岡県特産工芸品 マルティグラス

マルティグラスは、マルティブ・レイヤー・ガラス

(透明感のある色彩豊かな多重積層ガラス)のことです。

一番の特徴は、性質の違う色ガラスを何層にも重ね合わせて創られたガラスが織り成す美しさです。

作品の形や色の組み合わせ方、そして見る角度によって、美しさが多様に変化します。

この技が生まれたのは、大正8年、ガラス職人によって 一品一品手作りで丁寧に仕上げられています。

どの作品も世界でただひとつの芸術作品です。

昭和63年に福岡県知事指定特産工芸品に指定されています。





戌年の
マルティグラス
    ↓

日本ものこと百貨へ 






monokoto100 at 18:22|PermalinkComments(0)

2017年11月16日

右手はお金を招く 左手は人を招く(福の話) (日本ものこと百貨)

誰もが、一度は見たことがある 招き猫。
                       
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もともと猫は、農作物や蚕(かいこ)を食べるネズミを捕り、農家の人たちから、重宝されていた猫にあやかって、招き猫は縁起物とされていました。

招き猫は 「 おいで おいで! 」 と手をあげてよんでいます。
 

右手を上げている招き猫は・・・ お金を招く

左手を上げている招き猫は・・・ 人を招く

縁起物とされています。
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右手をあげてる招き猫は、オス、左手をあげてる招き猫は、メスです。


高くあげている猫の手は、遠くの福・大きな福を招き、

低くあげている猫の手は、近くの福・ささやかな福
招くとされています。

いろんな色の招き猫がいます。      k5-1554
    

白の招き猫・・・福を招く・悪霊退散

黒の招き猫・・・魔よけ

赤の招き猫・・・無病息災

黄の招き猫・・・金運

と縁起物の意味があります。


招き猫を見たら、よく見てください。

おもしろい発見があるかもしれませんね。



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         日本ものこと百貨(招き猫)を見る

      
           



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2017年11月10日

手のひらにのる 小さなおせち 三段重箱 (日本ものこと百貨)


手のひらに乗る 小さな小さな おせちです。

といっても、食べることはできません。

                            
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ちりめん布地でできています。



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お正月に家族みんなで、おせちを食べます。

おせちに入れるものは 地域によっても違いますが ひとつひとつ意味のある願いをこめた材料を使って

大晦日に 作ります。

子供のころ母の手伝いをするのですが できることといったら こんにゃく・人参・かまぼこを切ることと

出来上がったお煮しめを 味見することです。

母から 「蓮根は 穴があいてるから 向こうがよく見えるっていうことで 見通しがいい」

「海老は 腰が曲がっているから おじいちゃんおばあちゃんになるまで長生きするように」

など 教えてもらったものです。


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「黒豆は まめまめしく働く」から、忙しそうだから 食べなーいと言った記憶もあります。

そして 大好きな 栗きんとんや田作りばっかり食べていました。

家庭の願いを込めて 母が作ってくれていたのに とっても申し訳ないと今ではちゃんと反省しています。

でもこんな日本って 素敵だと思いませんか?

母から伝えてもらうのは 味ばかりではなく ちゃんとした文化も伝えてもらっているのです。


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食べれるおせちもいいけど

この かわいいおせちで 子供たちに大切な文化を 伝えてみませんか?



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日本ものこと百貨へ←小さなおせちを購入する。



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 日本の門松(かどまつ)は神様の目印 (日本ものこと百貨)

お正月には、門松を飾ります。

なぜでしょう・・・

あなたの家は、玄関、入り口などに門松を飾っていますか?

年はじめに、年神様が、「一年の幸せ」をもって、家にやってきます。


年神様が、家を迷わないように目印として、門松を飾ります。


門松は、室町時代から、玄関に飾られていました。


時代を超えて、伝えられている伝統は、スゴイですね。


門松を飾る日があります。

その日は、28日です。

29日は、「二重苦」   二重に苦しむ

31日は、「一夜限り」  不吉を嫌がる

とされています。



門松には、 松・竹・梅 があります。


松・・・ 松の緑のように永遠に栄える

     生命力・不老長寿・繁栄の象徴


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竹・・・ まっすぐな成長 節度と潔白の象徴
     子孫繫栄

                   
       

梅・・・ 寒い冬を耐え 春一番に花を咲かす

     気高さ・長寿



お正月飾りには、松竹梅のほかに


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扇 ・・・ 広がる形から 末広がり

      繁栄


獅子・・・ 魔よけ


米俵・・・ 五穀豊穣

      俵を重ねたものは 家内安全・商売繁盛

などがあります。


一年がいい年になるように縁起物いっぱいのお正月飾りです。


玄関やリビングや床の間に飾れる卓上用の門松です。 






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                  お正月飾り 

                             <  高さ:22cm、横24cm >

門松は小さいものでも効果があります。
門松を飾って運気を上げてください。


           
  
            日本ものこと百貨 お正月飾りを見る




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2017年11月06日

日本のお年玉の本当の意味 (日本ものこと百貨)

お年玉は、もともと 「 おもち 」でした。お年玉


ただのおもちでは、ありません。


おもちを、お供えし 家に、年神様を迎えます。

お供えした鏡餅には、「魂」がやどるとされます。
鏡餅を、年長者がみんなに分け与えていました。

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魂が宿ったお餅が入った「お雑煮」を食べることで、
気力を体に取り込んでいました。

年のありがたい賜物(たまもの)から
「 お年玉 」とされました。

年のたまものというわけです。

日本は中世から、お年玉の習慣がありました。

お金ではなく、武士は太刀、町人は扇、医者は薬。
といったその職業の象徴されるものを、
目上の人から目下の人に贈っていました。
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                                  <小判ポチ袋>


江戸時代には、品物、お金を渡していました。

それから、昭和30年頃から、
だんだん、お金になっていき、
大人から子どもに、お年玉を渡すようになりました。

お年玉を分け与えられた子供たちは、

おこづかいではなく、
1年間無事に過ごせるように・・・
と願いが込められています。

子どもだけでなく、大人も欲しいなですね・・・

お年玉を渡すときお年玉袋に入れて渡します。

干支の柄、おもしろい柄、キャラクター柄 
いろいろあります。

贈る方は、最近は
「どんなお年玉袋だったら、喜んでくれるかな。」

と考えて渡すのも、ワクワクします。

もらう方は、どんなお年玉袋でもらえるか、
楽しんでいるかもしれません。



         potibukuro5
       <うどん県ポチ袋>



 

 



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2017年11月04日

戌年生まれは忠誠心の人といわれます。犬を愛した徳川綱吉も戌年。 (日本ものこと百貨)

2018年は・・・戌年ですね 



戌年生まれの人物で、なんといっても有名なのは『生類憐みの令』(しょうるいあわれみのれい)でおなじみの「犬将軍」徳川綱吉(五代将軍)ですね。

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じつは、この“生類憐みの令”が発布された理由は、


当時、病人や牛馬などを山野に捨てたり、旅先の宿で

旅人が病気になると病人を追い出したり、見捨てたりすると

いったことが普通に行われていたことに

綱吉は大変あわれんだのだそうです。

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そこで綱吉は“生類憐みの令”によって人間を捨てることを禁じ、

貧しさのために犬や牛を飼育できなくなった者達は、役人に

届け出るようにと“生類憐みの令”が出されたのだそうです。



綱吉の弱い動物を守ってやるという正義感があるのも戌年の特徴で

犬は家では留守番や番犬として活躍することから、

戌年の人も非常に防御本能が強く
マナーや社会のルールも

しっかりと守ります。


また、安全第一で、それほど危険を犯すのは好きではありません、


むしろ危険を回避して、安全な道を選ぶ傾向の人が多いようです。



忠誠心が強い戌年生まれは、人を裏切ったり、

人を騙したりするのも嫌いです。


このような部分からも、真面目さがわかりますね。


戌年生まれの性格をトータルすると、外国人が思う

日本人の性格に当てはまることが多く、

戌年生まれは日本人らしい性格の持ち主の人が多いようですね。
    
  
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犬は忠誠心のかたまりといわれます。
特に日本犬は忠誠心のかたまりです。

秋田犬、柴犬、四国犬、北海道犬、紀州犬などです。
これらは、ワンオーナー犬といわれ、一人の主人に忠誠心をつくします。

また、コリーやシェパード、ダックスフンドなどの西洋犬は家族みんなに忠誠心を尽くします。
いずれにしても犬はいつの時代もあなたの守り神です。


よい、戌年 2018年が迎えられるように

家に、縁起物のえとを、飾って下さい

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            干支の置物を見る



 



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